遺跡、観光地
ワットトライミット(中華街・フアラムポーン駅周辺)
ここでは、高さ3メートル、重さ5.5トン、純度60%、時価120億円と言われる金の仏像を見ることができます。
スコータイ王朝時代のものと推定される仏像は、侵攻するビルマ軍の略奪から守るため、その高価な外見を隠す必要がありました。
そのため、当時の人々は、この仏像に、漆喰を塗りカモフラージュすることにいたしました。
その姿を地味に変えた仏像は、時の流れと共に、その本来の姿を忘れられ、人々の記憶から「黄金の仏像」の存在は消えてゆきました。
300年の時の流れた1952年、ワットトライミットのお引越がありました。
当時、仏像は、その地味な見た目ゆえ、お寺の片隅に放置されている状態でした。
仏像を運ぼうと、クレーンで持ち上げようとしたところ、仏像は、その見た目と異なり、やけに重い。
なんとか外へ運び出したものの、その重さのゆえに、そうは簡単に移動できない。
「仕方ない、とりあえず今晩は、庭に放置することにしよう、、。」
すると、その晩、スコールが、、、。
次の朝、お寺に戻って来た人々は、びっくり仰天!
庭には、眩いばかりの黄金の仏像が!!!!
この豪華さ、半端じゃありません。
一見の価値ありです。
なお、バンコク中華街のメインストリートであるヤワラー通りが目の前です。
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- 投稿者 kanjiman
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